街中の『デリ・フラ〇ス』で飲むと、コーヒー1杯S$4.3。(1999年5月)
だけど、ホーカーの飲み物ストールなら、1杯50¢だァー!
くらべちゃいけないと思うけど。 私はホーカーも好き。気楽だもん。
ホーカーの飲み物。
暑いシンガポールだからこそ、身体に優しい“ホット”を飲もう。
『コピ』は、“コンデンスミルク入り”のコーヒーで、
『コピ・オー』は、“ミルクなし”のコーヒー。 どちらも甘いデス。
んで、『テー』は“コンデンスミルク入り”の紅茶。やっぱり甘い
私は紅茶党なので、もっぱら『テー』ばかり飲んでました。
『テー』はねぇ、ネルの漉し袋でいれるんですよ。
ネルの漉し袋ってコーヒー専用だと思ってたから、最初見た時は驚いた!
安いお茶っ葉に違いないんですけど、たっぷり使って、
味も渋みもしっかり出すので、コンデンスミルクに丸め込まれないで、
ちゃんと紅茶が主張するんです。コクがあっておいしいです。
上品じゃないかもしれないけど、元気になる味!
甘みは、お店のおじさん(おじさんの場合が多かった)に頼めば、
加減してもらえます。
言わないとベリー・スウィートなこともあるので、
自分の好みはちゃんと伝えた方がいい。
「ノー・シュガー、プリーズ」って言えば、ブラックにもしてもらえると思うな、
たぶん。
とごろで、表題の『テー・チッパオ』なんですけど。
「紅茶1つ、持ち帰りで」という意味です。(ちゃんと、通じたもーん♪)
ホーカーで飲み物のテイクアウト(テイク・アウェイ)を頼むと、
ほとんどの場合“金魚袋”(!)なんです。
金魚すくいの金魚を入れるアレ。ビニール袋の口をピンクとか赤の
ビニール紐でキューッと締めるヤツ。アレに入れてくれるの。
熱いものも金魚袋に入れて、ストロー差してくれます。
(飲み残しのビールも、という噂あり。私は下戸なので、経験無くて残念。)
というわけで、チッパオのパオは“包”で、イコール“持ち帰り”なんです。
もちろんチッパオのチッは“1”です。福建語だそうです。
だけど、お店のおじさんが福建人とはかぎらないし、
同じ“チッ"という発音でも他の言語だと違う意味になってしまうという
ことなので、オーダーする時は、
にっこり笑って人差し指を立てて“1”をアピールしたほうがいいようです。
「テー、チッパオ」
「テー?、ウィズ・ミルク?、ワン?、テイクアウェイ?」という確認が来て、
その後、金魚袋にストローを差したホットのミルク紅茶が出て来ます。
(結局、言葉じゃなくて、ボディアクションが頼りってことかい!? トホホ
)
60¢くらいかな。 飲み物の値段は、その場でも飲むより、
テイクアウトの方が、金魚袋の分、高いです。
その場で飲みたい時は、「Tea
1杯」です。(でも私には読めません。)
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