『猫熊堂的新加坡興味津々』にようこそ。 初めての方は、まず トップページ からご覧ください。
 


04/JUN/2001 UP
猫熊堂的体験に基づく
< シンガポール旅行Q&A >


< ナイト・サファリの徒歩トレイル >



<Q>

ナイトサファリの“徒歩でまわるトレイル”というのは、どんなものですか?
動物は近寄ってこないのでしょうか? 動物が恐くても平気でしょうか?
徒歩トレイルは、時間がなくなったら途中で引き返してもいいんでしょうか?
予定がつまっているので、トラムに乗って、あと30分ほどしかいられないのですが、
そいういう場合でも楽しめるトレイルはありますか?
「森のジャイアンツトレイル」には動物はいないのでしょうか?



<A>

動物が恐いのにナイト・サファリに行くの!?
この方は動物好きだけど、同行者の方が動物コワイ、とかなのかな??

ナイト・サファリは、日本でいうところのサファリ・ワールドとは違い、
放し飼いの猛獣の中に車で入っていくような性質のものではありません。
“サファリ”と思っていると“動物園”なので、「なーんだ」って感じかも。
でも、普通では見ることが出来ない夜の動物の行動が見られて、面白いです!
雰囲気も良いですよ。入り口のかがり火とか、なかなかステキだと思います。
夜だから、日焼けの心配もいらない。
あと、良く整備されていて清潔です。トレイルにも、不思議と虫がいないので、
虫除けスプレーは塗ってなくても大丈夫だと思います。
そういえば、私が初めて南十字星を見たのは、ここのトレイルを歩いている
時でした。 隣にいる人によっては、ロマンチックじゃないですか?
(↑私の場合は母だったけど・・・ 。)

園内をまわる方法には「トラム」と「徒歩トレイル」があって、
・ トラムは、そうだなぁ、
「動物との距離感が、ディズニー・ランドのウエスタン・リバー鉄道みたい」
と言ったら、わかりやすいかなぁ。(私は似てると思うんだけど。)
・ 徒歩トレイルは、
園内の動物が、上手に、楽しく見られるように作られた徒歩ルートで、
言ってみれば「ハイキング・コース」とか「湿原の木道」的な感じのものです。
もちろん、自分の好きなように歩けます。ひき返すのも自由です。
徒歩のトレイルといっても、道に動物が出てくるなんてことはなく、
ごく間近にいるように見えても、実は、うまくカモフラージュされた柵や水路で
ちゃんと仕切られています。

トラムと徒歩トレイルはお互いに補完しあう関係にあり、見ることが出来る
動物の種類や動物との距離が違います。
だから、出来れば両方ゆっくり見られると良いんですけど。
・ アジア河川地域や南米草原地帯などの動物がいる“ウエスト・ループ”は、
トラムでしか見ることができません。“放し飼いゾーン”を通るのもトラムだけです。
(“放し飼いゾーン”は、小型のシカやバクなどごくごくおとなしい動物だけだし、
動物はトラムから見下ろす感じになるので、さわる等の直接的な接触はありません。
だから小さい子供でも安心です。) 1周は、だいたい40〜45分くらいです。
・ 徒歩のトレイルは“放し飼いゾーン”には行けませんが、
コツメカワウソやスナドリネコの捕食風景や、スローロリスやメガネザル等の
珍しい小動物など、トラムとはまた違った動物達を見ることができますし、
トラやヒョウ、サーバルなどの精悍な肉食獣も、ずっと間近で見られます。

私は動物好きなので、行くと、トラムに乗ってから徒歩トレイル全ルートを歩く
のですが、そうやって園内を一通り見ると、3時間くらいかかってしまいます。
もちろん、ショート・バージョンも可能ですけど。(次にその話をしますね。)
ナイト・サファリのオリジナル・グッズもなかなか良いので、お土産屋さんを見る
時間なんかも少し見込んだ方が良いんじゃないかと思います。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


さて、徒歩トレイルですが。
全長は2.8q。大きく3つのルートに分かれています。
A) 「フィッシング・キャット・トレイル」
B) 「レオパルド・トレイル」
C) 「森のジャイアンツ・トレイル」
パンフレットには「全部のトレイルをまわる最低所要時間は約45分」とあります。
動物の前で立ち止まったりするのと、全部歩くと途中で休憩を取りたくなるので、
時間にはゆとりを持たせた方が良いと、私は思います。

もし、ゆっくりまわれないのなら、「フィッシュングキャット・トレイル」でしょう。
入り口からすぐですし、「フィッシングキャット・トレイル」だけでUターンして
帰ってくれば、15分くらいじゃないかな。 そういう人は多そうでしたよ。
ヤマアラシのトゲトゲぐあいや、マメジカのちっちゃさなども実感できます。

「森のジャイアンツ・トレイル」は、熱帯雨林の森の“巨木”たちが主役です。
(故に“ジャイアンツ”トレイル、だそうです。) 木々の生命力が感じられます。
他には「つり橋を渡る」とかが売りです。 森なので、少々暗いです。
パンフレットには、「運がよければコウモリやヒヨケザルが見られる」と
書いてありますが、 私は動物を見た記憶はないなぁ。
「森のジャイアンツ・トレイル」は、確かに、入り口から近くて、歩く時間も
あまりかからないんですけれど、「どれか1つだけ」という場合には、
私なら、ここは選びません。やっぱり、動物がいた方が良くないですか?

「レオパルド・トレイル」は、ヒョウがかっこいいのです!
スローロリスやメガネザルも、このトレイルです。
このトレイルは入り口から1番遠く、「イースト・ロッジ」に近いあたりなので、
ここだけを歩きたい場合は、英語トラムに乗ってイースト・ロッジまで行って、
途中下車して歩いてひとまわりし、またイースト・ロッジから英語トラムに乗って
入り口まで帰るようになります。
(英語トラムは、イースト・ロッジで途中下車できます。日本語のは出来ません。)

私は毎回、日本語トラム→A)→B)→C)という順でまわっています。
トレイルとトレイルの間の区間にも沢山の動物がいて、
例えばA)→B)の途中のコツメカワウソや、B)→C)の途中のトラなどは、
しばらく立ち止まって見つめてしまいます。
実際、どこからどこまでがどのトレイルなのか区別がつきにくいくらいで、
次から次へと見て行くうちに、自然にひとまわりしています。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


もし時間に余裕があるなら、トレイルを歩く時、
エサやりのレンジャー(飼育係)さんにくっついてまわるのも楽しいです。
イースト・ロッジに看板が出ています。
9時ちょっとすぎくらいにイースト・ロッジに行って出発時間を確認し、
一休みしながら待つと良いと思います。
動物の習性や、どんな餌を食べるかなどの説明(英語だけど)なんかもあるし、
なにより動物が間近に見られます。 途中の合流や離脱も自由です。

レオパルド・トレイルの所で書きましたが、イースト・ロッジに行くには、
歩いていく以外に、英語トラムの途中下車という方法がありますので、
「トラム・ライドのチケットを2回分買って、もう1回英語トラムに乗る」というのも
疲れすぎなくて良いかもしれません。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


なんて、いろいろ書いちゃいましたが、正直に言うと、私はナイトサファリには
もう1年以上行ってないので、その後何か変わっていたらごめんなさいです。



このページの<Q&A>に関連するご質問は、こちら まで。



シンガポール旅行に関するご質問等がございましたら、お気軽にメールをお寄せ下さい。
私にわかることでしたら、出来る限り迅速にお返事申し上げます。

猫熊堂に質問メールを送る メール

他の項目の<Q&A>も見てみる。


 
シンガポール・どきどきがいっぱい!!
猫熊堂的 新加坡 興味津々
 
猫熊堂
猫熊堂 nekokumado
 
猫熊堂的体験に基づく
< シンガポール旅行Q&A >
 

猫熊堂的世界  無断転載はかたくお断りいたします。 リンクの際には事前にご連絡をお願いいたします。
inserted by FC2 system