住所 |
高美士街(Rua de Luis Gonzaga Gomes)のはずれで、
畢士達大馬路(Avenida
de Marciano Baptista)に近いほう。
下の図を参考にしてください。 調べたんだけど、正確な住所がわからないのです。 |
開館 |
10:00 〜 18:00 (たぶん、休みは無し) |
料金 |
入場料:(大人1名)HK$10
※レース・シュミレーションは別料金で、1回HK$20。 |
備考 |
ビルの地下が博物館になっている。
入り口は、羅理基博士大馬路(Avenida
do Dr
Rodrigo Rodrigues)
という大きい通りではなく、
1本海寄りの高美士街(Rua
de Luis Gonzaga
Gomes)に面している。
ちょっとわかりずらいかもしれないけど、下へ降りる階段がそうなので、
躊躇せずに降りましょう。
同じフロアのすぐ向かい側に『ポート・ワイン博物館』があり、
そちらとの「コンビネーション・チケット」もあるらしい。
両方行くなら、ちょっとお得、なのかな。
ワインに興味が無い人は、ちゃんとその旨主張して、
グランプリ博物館の単独チケットを買うようにしたいものです。 |
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マカオ・グランプリ博物館にて。 (左) M・シューマッハ車 / (右) D・クルサード車
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マカオ・グランプリ博物館には、クラシック・カーや、
グランプリに参加したバイクなどの展示がある。
しかし、何と言っても目玉は、有名どころのF−1レーサーが
国際F3時代に乗って、実際にマカオGPを走ったレース・カーだ。
きゃぁ、きゃぁ、はしゃぎながら、シューマッハ車(地味めなところが意外!)を
見ていた時、確か入り口のところに居たはずの警備員さんが、
すぐうしろにくっついて来ていることに気づいた。
「うるさかったかしら?つまみ出される??」と、ビビッてドキドキしていたら、
「ニホン人? F−1は好きか?」とエーゴで声をかけてくるではないか。
「イエース、イエース、シューマッハが好きネー」と答えると、
「マカオ・グランプリでも、ミカとシューマッハのスゴイ対決があったよ」と言うので、
「知ってる! ミカが、ラスト・ラップでしかけて、シューの車にヒットして負けて、
泣いたんだよね。」と、ちらっとTVで見ただけの薄っぺらな知識をひけらかすと、
警備員氏は「そうだ、そうだ、良く知ってるな」などと満面の笑みで、
「よし、シューマッハ車のところで写真を撮ってやる」ということになった。
それが、上の写真(左)である。
ついでに、いきなりウイリアムズなんていう名門に入った、
若手期待株クルサードの車(えらくカワイイお花の柄)でもパチリ。写真(右)。
その横には、ペドロ・ラミー車も置いてあったけど、そこでは撮らないのだった。
(ドライバーとしては地味なラミーの車が、何故置いてあったかというと、
彼は、当時、F−1唯一のポルトガル人(=ご当地)ドライバーだったのだ。)
この警備員さんはかなりマニアのようだったので、
もし突っ込んだ話が出来たら、きっと楽しかったんだろうなぁ。
マカオGPのミカ・シュー対決だって、実際その場で見てたのかもしれないし・・・。
でも、お互い英語は外国語なんだよねー。ぐっすん。 |
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マーフィーのタクシーで、島めぐりの最後に、グランプリ・コースを流してもらった。
道幅は非常に狭く、路面は悪く、ガードレールはゴツくて高く、
タクシーの車高をもってしてもほとんど景色が見えない。
特に、丘陵区間!!キツイ下り坂の連続コーナー(ほとんどシケイン状態)は、
前方の視界ゼロ! ブラック・ボックスの中に突っ込んでいくような怖さを感じた。
レーサーのタフさを改めて知る。(追記:マーフィーさんてば、逆まわりしたかもしんない。ホントは坂は上るんだよ。)
マーフィーさんてば、おちゃめで、「フル・スピードで行くか?」なんて言う。
「ノー、グランプリスピード!! セイフ・ファースト!!」などと、
訳のわからない単語を並べて焦りまくる猫熊堂であった。
“マカオのタクシーは、「マカオ・グランプリ、ゴーッ!!」というと
グランプリのコースを回ってくれる。”という話を
(TVで、いとうせいこう氏か誰かが話していたのを)聞いたことがある。
たぶん、本当だろう。
マーフィーさんにもいきなり切り出したのだが、あっさり行ってくれた。
ある程度英語がわかる運転手さんなら、やってくれそうな気がする。
(ただ、ちょっと歳のいった運転手さんだと英語がまったく通じない場合がある。
マカオはポルトガル語と広東語の土地だからねぇ。) |
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ホテルでもらった「マンダリン・オリエンタル・マカオ・ニュース 第3号」の記事。
(上)マカオ・グランプリ博物館の内部 / (下)マカオ・グランプリのコース
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マンダリン・オリエンタル・マカオのロード・ヴューのお部屋は
グランプリの特等席。
レース期間は1年前から予約でいっぱいだそうだ。
マカオ・グランプリ博物館も、ホテルから歩いて5分くらいの距離。
ちなみに、1990年の例のミカ×シュー対決の時、勝ったシューマッハは、
マンダリン・オリエンタル・マカオに泊まっていたのだそうだ。
と聞くと、シュー・ファンは嬉しいが、
アンチ・シューマッハの皆さんは泊まりたくなくなっちゃうかもしれないな(笑)。
いや、とても居心地の良い、気持ちいいホテルなんですってば!!ホントに!! |