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ヨーロッパの香りを色濃く残す、
マカオのなんでもない路地。
陽光の中にあっても
消えない“くすみ”と、
うっすらと漂う
長粒種の米の炊ける匂いとが、
歴史のうねりを越えたところにある
ある種の“静”を感じさせる。
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1996年10月22日から10月26日まで4泊5日。
母親と、マカオ・香港に行きました。
この旅行は本当に楽しくて、
“何か記録に残さなければ、もったいない。”そんな感じだったので、
友人に勧められて、生まれて初めて、“同人誌”なるものを作りました。
切り口は『食べ物』。
とても気に入っているので、WEB上に再録します。
データとしては古いので、読み物として楽しんでいただければ、と思います。
「よく食うなぁ」と呆れつつ、クスッと笑っていただけたなら大成功です。
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表紙および挿絵は、
私に同人誌を作るよう勧めてくれた、
マンガ家の枡野紀子さんです。
挿絵のコは“翠ちん”といいます。
“胡朔國”という仮想の中国風王国の
王子様で、王位継承を前に旅に出て、
人格を磨いている(???)ところ。
彼の、キュートでラブリーな
“おバカぶり”も、お楽しみに。 |
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