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25/APR/2001 UP


   ドリアン様に接吻を。   
〜 ドリアンの選び方 〜




友人と一緒に、ブギスで、ドリアン(もちろん殻付き)を選びました!


手前と右の小ぶりなのが「D−24」
フォト<ドリアン3>


ドリアン歴33年のシンガポーリアンの彼の言うことにゃ、

まず、産地。
   タイ産の、大きくて形の良いドリアンは、実が熟して落ちる前に
木からもいでしまうからダメ。
マレーシア産の、実が熟して自然に木から落ちたものが、
味が濃厚で良い。
次に、香り。
   ドリアンのお尻(側面)に顔を埋め、愛しさを込めて、スウゥッと嗅ぐ。
なんともいえず芳潤な良い香りがしたら、オッケー。
どういう香りかを説明するのはすごく難しいんだけど、
「マンゴー+熟したバナナ+チュベローズや蘭などの甘い花の香り」
のような、植物系の“熟してコクのある”香り、かな。
「苦甘いバタースコッチと、アーモンドのような、
はたまた野生の花から取れたハチミツのような、“芳香”」
という説も、良い線だと思う。 ・・・・・・・・うまく伝わるかなぁ??
ポイントは、嫌なニオイが混じっていないこと。
香りが弱い時は、熟してない。青臭い時も、熟してない。
嫌なニオイがした時は、絶対に、ダメ!
中には「魚が腐ったようなニオイ」の『腐れドリアン』もある。

※ ここで、“候補”をいくつかピック・アップしておいて、次のステップに進む。
両手で実を持って、振る。
   ゴロゴロ音がしたら、種が大きくて、食べられる部分が少ない証拠。
「音がしない、重い」のは、熟していないか、熟れすぎでベチョベチョ。
かすかに音がして、軽い感じがしたら、オッケー。
軸の様子をみる。
   なんなら、爪で押してみる。
適度に水分をふくんでいるのが良い。カサカサしてたら、中身もカスカス。
殻の様子をみる。
   トゲが乾き切っているのは、中もドライなものが多い。
穴あき・殻が割れているモノはパス。
虫食いは、場所によってはOKのことも。
形は“いびつ”なほうが良い。
・・・やーん、ドリアンって、なんだか“女性”みたいー。(←バカ?)


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


ドリアン選びは、真剣勝負ですっ!!!
ブギス・ビレッジには、『ミー・ソト』(マレー風チキンカレー・ヌードル  旨いっっ!)
を食べに行ったんですが、
ブギスに着いたとたんに、まず、ドリアン屋台に寄っちゃった。
「ご飯食べた後だと、良いヤツがなくなっちゃうかもしれないから。」(!)
気合入ってるんですよ。
屋台じゅうのドリアンをみんな嗅ぐぞ、とばかりに1個1個丁寧にチェック。
いくつか良さそうなのを絞り込み、人に取られないように足元にキープ。
さらに、その中から買うヤツを選びます。くん、くん。くん、くん。
選ぶのに、どんなに時間がかかっても、頓着しては駄目なんです! 
「よしっ!」
選んだヤツは持って歩きます。「良い香りだなー。うまそうだなー。」
この期待が、またそそるのですネ。 
帰り道で、おもむろにドリアン屋台の前のテーブルについて、
ばくばく食べました!! そう、ばくばく!!!




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