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19/JUN/2001 UP
猫熊堂的体験に基づく
< シンガポール旅行Q&A >


< シンガポール旅行を楽しむ為に必要なもの >



<Q>

シンガポール旅行を楽しむために必要なものは何ですか?



<A>

シンガポール旅行を楽しむ為に必要なものには、
1)  心構え
2)  持ち物
の2種類があると、私は思います。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


<心構え>

旅行が決まったら、『地球の○き方』とか『○るぶ』等の代表的な旅行ガイド
を、最低でも1冊は買ってきて、良く読んでおく。 
ショップや観光スポットの情報だけでなく、「旅の基本情報」もしっかり読む。
読みながら、出来るだけ想像力を働かせて、「その場に自分がいたら、
どう行動するだろう」と、頭の中でシュミレーションしてみる。

これが大前提。 まぁ、これくらいは、誰でもやってると思うので、
これを踏まえた上で、私が必要だと思っている心構えを書いて行きますね。


◇ ◇ ◇


シンガポールには楽しいところがいっぱいあります。 
だから、事前の情報収集は大切だし、集めた情報の解析・検討・取捨選択は
もっと大切だし、それに基づいてスケジュールをたてることも、必要です。

でも、私は、もっと大切なことが他にあると思っています。
それは、

@ 旅行中、いつも笑顔でいること。

日常生活からちょっと離れてシンガポール旅行。 うれしいよね?
タップリの期待とチョッピリの不安で、わくわく・ドキドキ、心弾んでるよね?
その気持ちを、素直に表に出しましょうよ。 というのが、私の主張。 

こちらが笑顔であいさつすると、ホテルのベル・ボーイ君も、
お店のおばさんも、ホーカーのお兄ちゃんも、タクシーの運転手さんも、
ほとんどの人がニコニコと笑顔をかえしてくれます。
周囲の皆が「シンガポール滞在を楽しんでね」っていう気持ちで
いてくれるのが、こっちにも凄く伝わってくるの!!
そういう周囲の気持ちを素直に受けとめられたら、きっとまた笑顔が出る。
それこそが、楽しい旅行の第1歩。 

それに、周囲が笑顔なのはこちらも気分が良いし、
時には、そこから会話が(時には日本語で)はじまって、美味しいお店
とか、おすすめスポットとか、役に立つ情報を教えてもらうこともある。 
笑顔は、幸せを引き寄せます。
言葉が多少つたなくたって、良い関係でいることは難しいことじゃない。
とにかく、笑顔でいると、ものごとがスムーズに進むものなんです。 

A 笑顔でいられるだけの気持ちの余裕を持つこと。

自分の気持ちを素直に外に出すのは良いんだけど、
旅行中の笑顔、実は、意外と難しい。
「もっとココ見たい!」、「このお店カワイイ。寄ってみたい。」
「試着してたら時間かかった。」などなどのスケジュールの乱れや、
いきなりスコールが来た、あっちのお店の方が安かった、疲れた、
喉が乾いた、観光中トイレにいきたくなっちゃった、etc. 
旅行では、思いどうりにいかないことって、けっこう多いんですよね。
だから、気持ちにかなり余裕がないと、自然の笑顔が出ません。

B 旅行前たてたスケジュールにこだわらない。

見たい! 買いたい! 食べたい! ・・・ スケジュールをたてていて、
あぁん、時間が足りないーっっ!なんて、思ったりしてませんか?
気持ちはよくわかる!! けれど、スケジュールを詰めこみすぎると、
自分のたてたスケジュールにがんじがらめになって、
気持ちが焦って苦しくなります。 そういう経験、私は、あるんだけど・・・ 。
楽しいはずの旅行なのに、そうなったら、笑顔なんか出ません。

・ スケジュールをたてる時、優先順位をつける。

シンガポールはちっちゃい国で、まるでディズニー・ランドのような
感じだけど、それでも“全部制覇”するのは無理です。
なので、自分が何がしたいのか、目的をはっきりさせて、
(例えば、「異国の景色や文化に触れる」とか、「買物三昧」とか、
「おいしいご飯」とか、「ちょっと贅沢で優雅な休日を楽しみたい」とか、
「現地の庶民の人達の生活を垣間見る」とか、etc.)
もしも時間が足りなくなったり、体がキツイと感じた場合に
あきらめても良い部分を、あらかじめ自分で決めておく。
そうすることで、気持ちに余裕が生まれると思います。

・ それから、ものごとを良い方に考える。

考え方ひとつで、ものごとの見え方は、まるっきり違ってきます。
思いどうりにいかなくてイライラしたり、
出来ないことや行けない所のことを考えて残念がるより、
その時その時の目の前の現実を楽しんだほうが建設的。
例えば、旅行の日程。 「フリー・タイムが2日しか無い」と考えるから、
スケジュールをびっちり詰めこんだり、焦りが出たりする。
「仕事を2日も離れて楽しめるんだぁぁぁ〜」と考えれば、焦らないで済む。
例えば、もしタクシーがなかなかつかまらなかったら。
「予定どうりにまわれなくなっちゃう!」と焦らずに、「休憩ターイム」と
考えて、道行く人を観察したり(これがけっこう面白い)、景色を眺めたり、
周りの人と「来ないねェ」とぼやいたり、ちょっと歩いてみたりしながら、
「待ち時間を楽しんじゃおう」くらいの気持ちでいたほうが、楽です。

・ ・ ・ ・ ・

もしも、外国の友人に、「今度日本に行くよ。1週間滞在する予定。
成田IN・OUTで、JRの“7日間乗り放題パス”を買って、大阪市内観光、
ユニバーサルスタジオ、京都市内観光、太秦映画村、富士・箱根、
飛騨高山、松本、日光、角館、函館、札幌、登別温泉、東京見物、
あと、サンリオピューロランドと、ディズニーランドに行きたいんで、
よろしくね。」と言われたら(猫熊堂の実体験だ!)、普通の日本人だったら、
「そりゃぁ、ちょっと無理があるよ。もう少しスケジュール絞り込んだ方が
良いと思う。」って答えると思うんです。
でも、自分の旅行計画では、こういうことやりがち。ですよね? 大丈夫?


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


C トラブル回避には何が必要か、自分で考える。

「シンガポールは罰則が厳しく、犯罪が少ないから、安全。」というイメージが
定着しています。 確かにその通り。 なのですが。 
犯罪未満のようなトラブルや、トラブルともいえないようなトラブルに遭遇する
可能性は、ゼロではありません。
ひとつ例を書きますので、ご自分だったらどうするか、考えてみてください。

<例> タクシーの深夜料金
シンガポールのタクシーは、0:00〜6:00までが深夜料金で、
50%割増になる。 夜遅くタクシーに乗った。 乗っている途中、
あと少しでホテルという時に、0:00をまわってしまった。
さぁ、支払いは?

人それぞれ、いろいろなことを考えると思います。

a): 0:00をまわりそうだと気づいた時点で、運転手さんに料金は
どのようになるか聞く。 納得がいけば降車時に請求額を払う。
ちょっと納得がいかないような時は、0:00直前に1度停車して
もらってそこまでの分の精算を済ませ、あらためて出発してもらい、
あとの分は降車時に深夜料金で払う。
b): 0:00の時点で、運転手さんに、「今、いくら?」と確認しておく。
降車時に、運転手さんが法外な値段を請求してこなければ、
請求額を払う。 全行程分深夜料金を請求されたら、
「“現在のメーターから0:00の時点の金額をひいた分”だけは
深夜料金で払うが、あとは通常料金で払う」と強く主張する。
c): 降車時に、運転手さんの請求額を支払う。
もし、万が一、全行程分の深夜料金を請求されても、
トラブルになるよりはマシなので、仕方なく払う。
d): 深夜料金の時間帯は非常に短時間しか乗っていないのだから、
もし深夜料金を請求されても、ガンとして通常運賃の分しか払わない。
万が一トラブルになっても、自分で解決する。
e): 一般に深夜は昼間より危険度が高くなると考えられる。 また、
夜更かしは、短い日程の旅行では翌日のスケジュールに
大いに影響が出る。 だから、深夜に至るような外出はしない。
自分にはこういう問題は起こらない。

深夜にかかる場合の運賃の請求は、運転手さんによって考え方が
かなり違うという話です。
ここにあげた中では、a) が穏当かな、b) もイケル、とは思いますが、
どれが正解、というのは、多分無いと思います。
その人なりの正解があると思う。
自分の良識とコミュニケーション能力とその場の危険度に合わせて、
自分自身が納得できるような行動がとれれば、
それが“自分にとっての正しい答え”なのだと思います。
“小心者で、コミュニケーション能力にやや難”という自己判断の私は、
e) です。

肝心なのは、「自分で考え、自分で判断する」ことです。

例ではタクシーを取り上げましたが、こういった“トラブル未満のトラブル”は、
旅行中のすべてのシーンで、発生する可能性を秘めています。
危険を予測し、できるだけそれを回避するためにはどうしたら良いか考えて、
自分はどう行動するか決める。
それが、「自分の安全を自分で守る」ということの基本だと、私は思います。
いわずもがなのことですが、「日本国内で日常生活時に払うのと同じ位の
注意は、常に、払っているべき」です。

旅行前、ガイドブックなどで情報収集をする時に、
トラブルの例や、注意を喚起するような記事を、特に注意深く探して、
「自分だったら・・・」と、シュミレーションしておくのが良いと思います。
トラブルというとマイナスイメージにつながりやすいので、あまり多くは
載ってないし、欄外に小さい文字ででていたりしますから、
ガイドブックは、丁寧に、隅の方まで読んだ方が良いと、私は思っています。


トラブルにあっては、笑顔なんかでいられません。
自分の足でしっかり立って、シンガポールを楽しみましょう。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


D “自分らしい”旅を心がける。

私のところに寄せられるご質問で、予想以上に多いのが、
「どこに行ったら良いでしょう?」という類のもので、ビックリしています。

同じものを見ていても、感じ方は、人それぞれ。
「見るべき場所」は、自分で決める。
それが、自由旅行や自由行動時の醍醐味ではないでしょうか。
ガイド・ブックやいろいろなHPを見て、自分が興味をひかれたところに
素直に行ってみて、面白かったら大いに楽しみ、ハズレだったら、
ハズレたことをネタに楽しんじゃう。それで良いのでは?

旅行って、イヤでも自分自身と向き合う部分があると思うんです。
自分が何をしたいのか、自分で自分の頭の中を良く探っておかないと、
“自分が楽しい”旅行は出来ないと思います。
万人向けの、無難で、盛り沢山で、ムダの無い、上手な旅は、旅行会社に
まかせておけば良いことです。でも、それは“既製服”と同じようなもので、
自分だけの為の“オーダー・メイド”とは、フィット感が歴然と違います。
失敗(危険とは別モノです!)を恐れず、“自分流”のシンガポールを
楽しみましょうよ。 

私はいまだに失敗の連続だけど、旅行はとっても楽しいし、
シンガポールが大好きです。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


<持ち物>

A) 絶対必要なもの


<長袖の上着>

   シンガポールは、冷える!!
   外は暑いけど、建物の中は物凄く冷房が効いていて寒いくらいなのだ。
   外の気温との差が非常に大きく、こまめに調節しないと体調を壊す。
   だから、上に羽織る物が必要。
   軽くて、たためて、シワになりにくく、適度な通気性と適度なゆとりがあり、
   洗濯が簡単、というのが必須条件。
   手持ちの服に合わせやすいものを、前もって探しておく方が良いと思う。
   
   炎天下の街歩き。 熱中症の予防のためにも、長袖は有効。
   もちろん、日焼け対策にもなるし。
   ポイントは、袖口の空気のとおりを良くしておくこと。
   (例えば、シャツ・タイプだったら、袖口のボタンを外しておく、等)
   皮膚の上に1枚空気の層が出来、しかも空気が通るから、熱がこもらず、
   高温の外気の影響を受けにくく、体温が適温に保ちやすくなる。
   また、直射日光下と較べて自然な発汗が出来るので、体内の水分の
   調節も容易だ。
   
   というわけで、長袖は、上手に着れば、ノースリーブや半袖よりも、
   ずっと快適かもしれない。 体の負担を軽くして、元気良く行動しよう!

   もし、寺院などを拝観する予定があるなら、肌の露出をさけるためにも
   長袖の服が必要。半袖・半ズボンだと拝観を断られることもあるみたい。


<水分および塩分の補給 (ミネラル・ウォーターなど=熱中症対策)>

   シンガポールは、赤道直下で、インドよりも南にある。
   コレ、案外気がついてない人が多いみたいなんだけど。
   外は、日差しが強くて、暑い!! 
   昼間は、ちょっと移動するだけでも、相当、体力を消耗します。
   マメに水分を補給しないと、ヘバっちゃう!!ホントですよ!!
   私は、外を出歩く時は、いつもミネラル・ウォーターの500mlのボトルを
   携帯するようにしています。
   スーパーや、ドラッグ・ストア、セブン・イレブンなど、そこらへんで
   簡単に手に入ります。

   汗を沢山かくと、水分と一緒に塩分も失われます。
   水だけ補給したのでは、足りません。 塩分も補給しないと。
   時々、休んで、スポーツ・ドリンクなどを飲んだり、果物を食べたり、
   塩味+甘味のおやつ(例 : “砂糖ピー”ものこちら を御参照ください。
   “ロージャ”甘じょっぱ辛いマレー風フルーツ・サラダ など)を食べたり
   するのも、必要なことです。

   ・・・ ちなみに、甘味のある飲み物類(果汁を除く)は、日本のものより
   甘味が強いものが多い(「GREEN TEA」でさえ、甘味がついている!)
   ので、ヤラレないように気をつけて。 
   果汁も、天然もののはずなんだけど、非常に濃厚です。
   飲み物の味を試してみるのは、それはそれで、楽しいケド。 ・・・

   「足がだるい」、「荷物が妙に重い」などは、熱中症のキケン信号です。
   そういう時は、すぐに水分と塩分を補給し、休まないといけません。
   できればホテルに帰り、手足(全身はバツ)をお湯のシャワーでサッと
   流して、手足を高くしてベッドであお向けにころがると良いのですが。
   その時、タオルか何か巻いてお腹を保温すると、なお良いと思います。
   それが無理な場合でも、せめてカフェかどこか、屋内で座れる所に入って、
   ジュースやペストリーを取ると良いと思います。 とにかく、ゆっくりする!
   (飲み物は、コーヒーよりジュース類などがベター。カフェインには強い
   利尿作用があるので、ヘロヘロしている時は避けたほうが無難です。)
   私は、初シンガポールの時、『動物園』で、母は、同、『ナイト・サファリ』の
   トレイルを歩いていて、それぞれ熱中症になりかけました。
   皆様、どうか気をつけてください。


<UV対策用品(日焼け止め・帽子・サングラスなど)>

   日差しが強烈なので、セントーサ島や動物園では絶対に必要です!!

   ・ 日焼け止めは、使い慣れて肌に合ったものを持って行く方が良いと思う。
     でもまぁ、スーパーやドラッグ・ストアで現地調達も、もちろん可能です。
     コパトーンなんかは、シンガポールでもポピュラーです。
     (でも、私の好きなソフィーナのUVカット・ミルクは売ってない。)
     ROXの日焼け止めが凄く良いと聞いたけど、どこで売ってるのかな?

   ・ 帽子は、出来れば、たためて軽いものを持って行くほうが良いと思う。
     帽子は、現地では、なかなか気に入るようなのに出会いません。
     私は、やむなく、シンガポール航空の制服と同じテキスタイルのを
     購入した経験があるけど、やっぱ、ちょっと、ね。

     日傘は、日差しをさえぎる効果は高いので、行動パターンによっては
     良いかもしれません。
     (日傘を持つと片手がふさがってしまうところが、なんとなく不便そうで、
     私は使ったことが無いのですが。)

   ・ サングラスも、あったほうが絶対良いです。 目も、日焼けします!
     また、目から入る紫外線量が増えるだけで、全身のメラニン色素の
     生成が増大するという研究結果が最近発表されたそうです。
     ってことは、いくらSPF値の高い日焼け止めを塗っても、
     目の防御をおこたると、日焼けしちゃうってことですよね。ヤダよぅ。
     サングラス。日本から持って行っても良いし、現地で買うのも良いと思う。
     ブランドのものなんか、日本より安く買えるし。
     日系デパートは、日本語が通じる店員さんがいることが多いので、
     度付きレンズが必要な人でも相談しやすいんじゃないかな。

   もちろん、肌の露出を極力さけることは、絶対に必要です。


<制汗剤>

   基本的にスプレー缶は飛行機に持ちこめない(預けるのもダメ)ので、
   持って行くならロール・オンやジェルのタイプをオススメします。
   これも、まぁ、現地のドラッグ・ストアなどで購入可能です、もちろん。


◇ ◇ ◇


B) あると良いもの


<歯ブラシ・歯磨き・ヒゲ剃り・くし>

   AIDSなどのシリアスな感染症の存在が知られて以来、
   ホテルでの感染の可能性を限りなくゼロに近付けるために、
   バス・ルームに置かれるアメニティ・グッズから、
   歯磨きセットとヒゲ剃りと櫛が消えてしまった。
   もちろん、ハウス・キーピングに頼めば、すぐに使い捨てのヤツを
   持ってきてくれるので、問題は無い。
   それがメンドクサイと思われる向きには、行きの飛行機のトイレの
   アメニティ・グッズの中から、ちゃっかりいただいておく、という手もある。
   でも、私は、いつも“マイ歯磨きセット”を携帯してる。
   だって、使い捨てのヤツって、ブラシが大きすぎて使いずらいんだもん。
   もちろん、現地のドラッグ・ストアやスーパーでも簡単に調達出来る。
   (けれど、やっぱり、ブラシのヘッド部分が大きいものが一般的。
   “小さめヘッド”の歯ブラシはシンガポールでは見つけにくいよ、ホント!)


<果物ナイフ>

   ちっちゃいので良いけど、1本あると、とても便利。
   だって、果物が安くて美味しいのよ、シンガポールは。
   たとえば、マンゴーやグアバやパパイヤ。
   マーケットで買ってきて、お部屋で食べるには、ナイフが必要。
   ただし、たとえへなちょこなヤツでも預ける荷物の方に入れておかないと、
   とってもメンドクサイことになるので、注意。
   
   あと、ホントは、金属のティースプーンも、1本あると安心なんだよなぁ。
   大抵のホテルのティーセットには金属のスプーンがついているけど、
   ウエスティン・スタンフォード・ホテルなど、プラスチック・スプーンしか
   ない所も、たまに、あるから。
   パパイヤの果肉ををすくうのには金属スプーンが良いのです。
   ココナッツの種の白い果肉をほじくるのにも、金属スプーンでしょう。


<洗濯用ハンガー>

  クリーニング屋さんで貰う針金のハンガー。
  洗濯物を干す時、あると便利なんです。 私は3〜4本持っていきます。
  帰る時はそのまんま置いて来ちゃえば良いし。


<エアパッキンと荷造り用品(はさみ・セロテープ・ビニール袋・紐など)>

   私は、エア・パッキンは、パスポートとお金の次に大事だと思っている。
   調味料や薬にに多いビンものや焼き物の食器などのワレモノを買った時、
   また、沢山買物をしてビニールの手提げ袋を機内預けにするような場合
   でも、これさえあれば、安心・安全。
   エア・パッキンは、旅行者には現地調達が難しいと思うので、
   (スーパーなんかではあまり見かけない)、
   日本から、バッグの隙間にパンッパンに詰めて持って行くのデス。


<軽くて大きいナイロンバッグ>

   買った物(お土産品など)を詰めこむ。 
   帰りの荷物の具合によっては機内預けになる可能性もあるので、
   ファスナーで上が閉まるタイプの方が、望ましい。
   私の場合は、大量に薬を買うし、スーパーでも沢山買うし、乾物も買うし、
   1個じゃ足りないくらいだ。
   バッグ類も、日本よりは余程安いので、現地調達という手もあるけどね。


<保温袋>

   うちはチーズを買って来たりするので、折りたためる保温袋も持って行く。
   保温袋に入れたものは、もしも開けさせられた場合メンドウなので、
   手荷物にしておく方が無難だと思う。


◇   ◇   ◇


C) これって必要??


<雨傘>

   雨傘は、意見の分かれるところだと思う。 
   某有名ガイドブックの「リーダーズ・ボイス」には推奨意見も載っているが、
   私は“持っていかない派”だ。
   なぜかというと、シンガポールの雨はスコールのような激しい降りが多く、
   そういう降りの時には、傘なんて全然役に立たないからだ。
   雨の時は、建物の中ですごすように予定を変更するほうがずっと現実的。
   一日中雨が降りつづくことは多くないので、しばらくすれば大抵止むし、
   動物園やバード・パークには、そこここにレイン・シェルターがあるよ。

   どうしても必要なら、日本から持っていかず、現地で調達するのも手。
   私は、リトル・インディアのムスタファ・センターで日本製の三折り傘を、
   2本で¥500みたいな値段で買いマシタ。

   セントーサ島とか自然公園みたいな所では、
   雨具は、傘より、レインコートの方が実用的かもしれないなぁ。
   レインコートも、現地調達しようと思えば、可能です。
   ドラッグ・ストアなどでは、小さくたためる透明のヤツを置いてたと思う。
   たぶん、セブン・イレブンなんかでも置いてたと思うんだけど。


<虫よけ>

   持っていったけど、使わなかった。
   ナイト・サファリも、動物園も、バード・パークも、植物園も、海辺も、
   不思議と虫がいない。
   スンゲイ・ブロウやブキ・ティマなど自然公園をトレッキングしようと
   いうのででもなかったら、持っていかなくても大丈夫なんじゃないかな。
   もし持って行く場合は、スプレー缶タイプはやめておいた方が良いです。



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