《ヘルシー・おやつ》
私が修行していた足マッサージのお店は、常連さんも多くて、
差し入れをいただいたりするんです。
だから、名前がわからないけど、食べたことがあるっていう“おやつ系”が
いっぱいあります。
アンドーナツみたいなものや、ピロシキみたいなもの、プレーンな揚げパンなどは、
けっこうよく貰いました。
揚げ物なのでちょっと油っこいのはしょうがないけど、甘さは、みんな控えめです。
『砂糖ピー(勝手に命名:お砂糖とみじん切りのピーナッツやココナッツが
ミックスされたもので、ちょっと塩が効いている。)モノ』も、よく食べました。
砂糖ピーって、なんか「これ知ってる」って感じの味なんです。
きなことか、胡桃ゆべしとか、そっち系で、ちょっと懐かしさのある味。
白玉の中にこれが入ってるヤツも、それをお汁粉みたいにして食べるのも、
揚げパンにかかっているのも、落雁みたいのに入っているのも、好きです。
ちなみに、ピーナッツはグリセミック指数が非常に低い食品のひとつなので、
食べると、食後ゆっくりと血糖値が上がることになり、
そのおかげでインシュリンの必要量も低く抑えることが出来る。
お菓子というと、高カロリーで血糖値が急上昇というイメージがあるけれど、
砂糖ピーは、あれで、なかなか理に適ったお菓子なのだ。
まぁ、カロリーは帳消しにはならないけれども・・・。
お汁粉といえば『トウスァン』。(豆鑚と書くんじゃないかと思うんだけど。)
緑豆のお汁粉で、とろっとしてほんのり甘くて、中に油條を入れて食べる。
もちろんあったかい。
お汁粉の感覚で食べると、最初は全然甘くなくてびっくりするけど、
食べているうちに淡ーい甘さと豆の味に慣れて、食べられます。
味もお腹にも優しくてヘルシーです。
ちなみに、豆類は、悪玉コレステロール(LDL)を減らし、善玉コレステロール
(HDL)を増やす。 そのうえ、血糖値がゆっくり上がるようになるので、
血液中のインシュリンと糖が減る。
血液中に過剰なインシュリンが無くなると、空腹感が抑えられる!!
さらに、体内から余分なナトリウムが排泄される。
また、癌が出来るのを抑えるし、便秘にも大効果、と良いことづくめなのだ。
トウスァンには豆の皮の部分もちゃんと入っているので、効果倍増だよっ。
私が最近気に入っているのは、『清湯(チンタン)』。
蓮子(蓮の実)、紅棗(ナツメ)、銀耳(白キクラゲ)、白果(ギンナン)、
川貝など、漢方薬としても使用される品々をシロップで煮たものなので、
ほぼ「漢方スープ」と言って過言ではナイ。
でも、漢方薬クササはまったく無いし、甘味も、大抵、そんなにキツイことはなく、
おいしく食べられます。
あったかいのをそのまま食べるタイプと、かき氷にかけるタイプがあって、
ローカルの人達には氷のほうが人気が高いように見うけられるけれども、
私は断然ホット派。 ホットのほうが体にやさしい気がします。
かき氷は、食べると、ちょっとこめかみがキンキンしちゃうのね。
ホーカーやフード・コートなんかには、必ずと言って良いほど、
こういう“おやつ屋”のストールがあって、けっこう繁盛しています。
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