《Asian Home Gourmet 鶏カレーの素》
わが家は、カレー自慢です。タマネギを炒めるのに1時間以上かけます。
おいしいカレーは数あれど、「“うちのカレー”が1番だ!」と思ってる。
誰だってそうでしょう? カレーには“自分ちの味”ってのがあるんです!
・・・・・
このココナッツミルクで煮込むカレーが、果たしてうちの家族に食えるか!?
材料は、鶏肉とタマネギと馬鈴薯。 ニンニク・ショウガは入りません。
タマネギは、他の具と一緒に、さっと油がまわるくらい炒めただけで、
煮込んじゃう。 水分は、本当に“ココナッツ・ミルクだけ”です。
袋の指示どうりの量で指示どうりに作ると、塩気が足りない。こりゃ問題。
使った鶏肉が骨付きではなかったのに気づき(シンガポールでは必ず骨付き)、
コクを補う意味も込め、チキンスープの素を、足しちゃえ。
袋に「“グルメ”にするには大さじ3のトマト・ピュレを加える」と書いてある。
たまたま、使いかけのトマト・ピュレの瓶が冷蔵庫に入ってた。ラッキー。
味見。 おぉ、けっこう、それっぽいんではないかい!?
シャバシャバかと思っていたら、けっこう濃度もでているし。
『特辣』とあって心配したけど、ぜんぜんマイルドだし。 オッケー。
きょう試食するのは、“カレーライス歴60年以上”のおふたり、
猫熊堂・母と猫熊堂・父、そして料理人も務めました、私、猫熊堂です。
ひとくちめ。 うーん、「おいしい」とは言ってるけど、両親の顔が笑ってない。
ふたくちめ。 おーっと、猫熊堂・母、いきなり醤油をかけたっ!
「お醤油かけると、おいしいよ。」 隣の猫熊堂・父の皿にもかけているぞ。
「あんたもやってみる?」 あー、けっ結構です。
「あーら、おいしいのに。ねぇ、おいしいよねぇ。」 うなづく猫熊堂・父。
勢いよく食ってます。(因に、彼は、おいしくないものは絶対に食いません。)
お醤油は、かけない方が、あちら風の味です。私は充分イケルと思う。
でも、かけてもうまい! ほんのちょっと落とす程度で充分。(かけ過ぎは禁物)
香りが、ふんわりとトロピカルで(なぜ?)、とってもよく合うのです!!
それだけで、日本人の舌に馴染みやすい味になる。 不思議〜。
<判定>
『おいしいもんだな。じゃがいもがおいしかったな。』(猫熊堂・父)
『あぁ、おいしかったわー。ホーント、ジャガイモがクリーミーでおいしい。
もっと食べずらいかと思ってたけど、ぜんぜん平気。おいしく食べちゃった。
たまには目先の変わったカレーも良いわね。
お醤油は、鍋の中に入れちゃわないで、お皿で、後から垂らすのが
ポイントだわね。 また作ってね。 え、素、1個しか買って来なかったの?
今度行ったらもっと買って来て。』(猫熊堂・母)
というわけで、シニアな人々にも気に入ってもらえたようです。 ヨカッタ。
上の写真をよーくご覧ください。
パッケージ左下の隅のほうに、“辛さ度マーク”が入っています。
買うときにチェックです。
同じ棚に辛さの違うものが混じっておいてある場合もあるし、
店の在庫が全部同じ辛さだったり、お店によっていろいろなようです。
Asian Home Gourmet お料理の“素”シリーズのパッケージ右下隅には、
必ず、「ハラル」のマークもはいっており、イスラム教信者の多い
東南アジア地域の食べ物であることを、強く意識させられます。
ちなみに、写真・左の、漢字タイトルの袋は、チャイナタウンからも
そこそこ近いチョンバルのローカルチックな小さなスーパーで買ったもの。
写真・右のは、伊勢丹スーパー(Shaw House
B1)で買ったもの。
(1袋S$1.65) このへんにも、「多言語多人種の人々が一緒暮らす
シンガポールならでは」という感じがありますよね。
まぁ、購入時期に8ヶ月のタイムラグがあることはあるんですけれども。
Asian Home Gourmet お料理の“素”シリーズは、日本でも、池袋西武の
地下とか、上野のアメ横センタービルの地下のエスニック食品屋街とかで、
見かけるようになりました。 でも、1袋¥250前後と、むこうの2倍以上の
値段がつけられていて、まだまだ“キワモノ”の域を脱していません。
だから、まだしばらくは、お土産用に買っても大丈夫なんじゃないかな。
スーパーで買物をする時ついでに買えるものなので、私は、いくつか
カゴに放りこんでしまいます。
もちろん、カレーを食べながらの「土産話」が、肝要であることは、
言うまでもありません。
<追記>
うわー、群馬県のスーパーにも、これ売ってるようになったぁ。
一緒に Asian Home Gourmet のココナッツ・クリーム・パウダーも売ってた。
どちらも、1袋¥198。
でもさぁ、日本でわざわざこの“素”を買って、カレー作ろうとは思わない。
だって、“普段の食事”の時は、“うちのカレー”の方が、おいしいもん。
<追記2>
群馬のスーパーの棚から、コレ、無くなったぁ。売れなかったんだな?(^o^)
<追記3>
ネット通販では、売ってるところもけっこうあるとわかった!
よし。よし。
しばらくシンガポールに行けずにいる私なので、懐かしくなったら取り寄せが
可能だと思うと、ちょっと安心でウレシイ。
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