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22/MAY/2001 UP


   ココナッツ・クリーム・パウダー   
〜 1番安かったのは、“Santan”印 〜



《ココナッツ・クリーム・パウダー》


ココナッツ・ミルクはアジア・エスニック料理の基本。
お料理用のパウダーは、水で溶いてすぐ使える便利モノ。

フォト<Santan ココナッツ・クリーム・パウダー>
スーパーの棚には
いろんなメーカーの
ココナッツ・クリーム・
パウダーが並んでいる。
例えば、カレー・パウダー
の項目でご紹介した、
“Earthen Pot”
なんかのも、ある。
それぞれが、ビミョーに
値段が違うんだよね。
私は、別にどこのでも
かまわなかったんだけど、
買物に付き合ってくれた
シンガポーリアンの友人が
「オレん家はいつもコレ。
コレが1番お買い得!」と
言うので、“Santan”印
(←写真)を買うことにした。

“Santan”印は、1袋65¢だ!!(てことは、¥45くらいだ。)


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


ところで、上の写真をよーく見ると、「S$0.7」という値札が付いている。
65¢なのは、『NTUC』 という、どちらかというとローカル向けのスーパー。
写真のヤツを買ったのは、リトル・インディアの、
“激安”で有名な 『ムスタファ・センター』 のスーパー部門。
激安ツアーで、ムスタファ・センターの隣のニュー・パーク・セントラ・ホテルに
泊まっていたので、ついでで買っちゃったんだ。 きー、くやしい感じー。
だってね、チャンギ空港の第2ターミナル(もち、出国手続き後のエリア。2F)
には、ちっちゃいけれども 『NTUC』 が出店していて、
そこで、ちゃーんと65¢で売ってるんだよぉ。
そのうえ、 『NTUC』 は商品の回転が良いからか、製造年月日が
『ムスタファ・センター』 のより新しかったのだ。 ガーン、ショック!!


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


ところで、“Santan”印のココナッツ・クリーム・パウダーの使用感ですが、
私がこうあってほしいと思っているのよりは、ちょっと粉っぽいです。
だから、カレーをはじめとするお料理に使うには全然オッケーなんですが、
杏仁豆腐などのお菓子に使うには缶詰のココナッツ・ミルクの方が
なめらかで適していると思います。

日本でも、というか、埼玉県北部地方や群馬県南部地方のスーパーでも、
エスニック・コーナーみたいな棚に、ココナッツ・クリーム・パウダーを
置いてるところが増えました。 タイ産のが主で、だいたい1袋¥150前後。
だからね、ココナッツ・クリーム・パウダーの使用頻度と用途を考えて、
シンガポールで買うかどうかの判断するべきかな、と思っています。

<追記1>
スーパーの棚のココナッツ・クリーム・パウダーを見たら、1袋¥240前後
に、なってました。あらまぁ、値上がりしちゃったの??

<追記2>
ネット通販で、懐かしい“Asian Home Gourmet”のものを見かけました。
こだわりの輸入食材のお店Doo-Bee
【ココナッツクリームパウダー】(50g)
自然な材料だけで作 られています♪


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


私は、ココナッツクリーム・パウダーを使って、トロピカル・ケーキを作ります。
バナナとパインが入って、なんとなくシンガポールが懐かしくなる味なの。
材料をどんどん混ぜて焼くだけなのでとっても簡単。
ココナッツクリームパウダーが入ることで、ふっくら仕上るように思います。
あんまり甘くないので、ケーキというより、ブレッドと言う方があってるかな?
ウチでは朝食に食べることが多いです。

≪簡単!トロピカル・ケーキ(ブレッド)≫

<材料> ・・・ パウンド型1コ分
薄力粉170g  ベーキングパウダー小さじ2
バター(有塩)50g ・・・ サラダ油等のクセのないオイル+塩ひとつまみ でも可 
砂糖50g  卵2個  ココナッツ・クリーム・パウダー1袋(50〜60g)
バナナ1本 ・・・できるだけよく熟したもの。傷む1歩手前くらいでちょうど良い
缶詰のパイナップル4切れ

<作り方>
準備) ・パウンド型に敷き紙を敷いておく。
・バターは、ボウルに入れて室温に置き、マヨネーズくらいの
 柔らかさにしておく。
 (↑溶かしてしまわないよう良く注意すれば、電子レンジの「弱」加熱が楽。)
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせて振るっておく。
・余熱が必要なオーブンで焼く場合は、火をつけ、約200℃に暖めておく。
1) バターの入ったボウルに砂糖を加え、泡だて器で、
白っぽくなるまで良く練る。
2) 1)に、卵を1個ずつ割り入れ、その都度、滑らかで均一な状態に
なるまで良く混ぜる。
3) 2)に、ココナッツ・クリーム・パウダーを粉のまま投入、
滑らかになるまで混ぜる。 (卵の水分があるので調度良くなります。)
4) パイナップルは、缶詰のシロップを良くきって、みじん切りする。
バナナは、みじん切りするかフォークでつぶす。
バナナとパイナップルを合わせて、3)に入れ、混ぜ合わせる。
5) 粉とベーキングパウダーを合わせたものを4)にふるい入れ、
さっくり混ぜ合わせる。 - これでタネの出来あがり -
これを型に流し込み、テーブルの上で型をトントンと落して気泡を消し、
190℃〜200℃のオーブンで約30分焼く。
竹串をさしてみて何もつかないようなら焼きあがり。

※ 私は、オーブンレンジのオーブン機能(余熱の必要が無いもの)を
  使って焼いています。 200℃にセットして、焼き時間は38分くらい。
  (うちのオーブンレンジは、200℃になるまで約10分かかります。)
6) 焼きあがったら、型から出さずに、上に紙などを乗せて自然にさます。
上に紙を乗せるのは、ブレッドの中の蒸気が急に逃げないようにして、
ソフトな食感にする為。 切るのは、すっかり冷めてから。
※ ケーキが熱いうちに、パイナップル缶の汁(少々)を塗っても可。お好みで。
  その場合も、塗った後上に紙などを乗せて、自然にさまします。
備考) 保存は冷蔵庫で。 食べるときは電子レンジで軽く温めるとおいしい。
チンの目安は、1.5cmくらいの厚さのもの1切れで、30秒程度かな。
(500Wの電子レンジの場合。 600Wなら20秒位だと思います。)
参考) バターに替えて、食用油+塩ひとつまみ で作っても、可。
バターとはまた違った味わいになります。
油は、杏仁オイル(アプリコット・オイル)、サラダ油、ショートニング等、
クセのないものが適します。 味は、使うオイルによっても違ってきます。


いろいろなオイルを試すなら、こちら ↓↓
こだわりの輸入食材のお店
Doo-Bee
【エキストラバージン・アプリコット オイル(500ml)
= 杏仁オイル
【マカダミアナッツ オイル(175ml)
【エキストラバージン・ウォールナッツ オイ ル(250ml)
【エキストラバージン・アーモンド オイル(500ml)


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