『猫熊堂的新加坡興味津々』にようこそ。 初めての方は、まず トップページ からご覧ください。
 
03/MAY/2001 UP


   フィッシュ・ヘッド・カレー   
〜 ピープルズ・パーク・センター / ムトゥス・カリー 〜



《フィッシュ・ヘッド・カレー》

見た目がグロイと思っていた。 でも、食べたら、うまかった!!


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


最初に食べたのは、チャイナタウンはピープルズ・パーク・センターの、
フラマ・ホテル側の1階のお店。(=カドから2件目。ホーカー・スタイル)
ここはマレー風のフィッシュ・ヘッド・カレーだそうです。

魚の頭にはまだ沢山の身がついていてスプーンでほじくり出すんですが
カレーが染み込んでないのでフルリと白く、うら若き乙女のようなのですわ。
濃度がないシャバシャバのカレーは、“カレー”というよりも
“スパイシー・ソース”の感覚で、魚のくさみを消し、且つ、
淡泊で口の中で蕩けるような魚の身の味を引き立てて、
しかも、ご飯もおいしく食べられるというわけで、すばらしい。
入ってるナスとオクラとトマトも、良い感じのハーモニーになってる。
なぜ、『フッシュ・ヘッド・カレー』がカレーの王様などと呼ばれたりするのか、
わかったような気がしました。
私のまわりのシンガポーリアンは、全員、『フッシュ・ヘッド・カレー』
大好きだって。

今度は南インドのヤツにトライしたいです。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


というわけで、南インドのフィッシュ・ヘッド・カレーに挑戦するため、
リトル・インディアの有名店、『ムトゥス・カレー』 にやってきました。
シンガポール・フード・フェスティバルで「ベスト・フィッシュ・ヘッド・カレー」
に選ばれたことがあるという“逸品”であるらしいです。

フォト<ムトゥスのストア・カード>
Muthu's Curry Restuarant Pte Ltd
72/76/78, Race Course Road, Singapore 218575
Tel: (65) 6293 2389 / Fax: (65) 6299 5330
URL: http://www.muthuscurry.com

お兄さん(おじさんぽく見えるけど、たぶんお兄さんだろう)が
オーダー取りに来るので、すかさず 「フィッシュ・ヘッド!」と叫ぶ。
ライスの種類(白 or ブリヤニ=スパイス入り)を聞かれるので、
「うーん ・・・ ブリヤニ!」と叫ぶ。
「飲み物」と母が言うので、すかさず、「ラッシー、スゥイート!」
(ラッシーにはスゥイートとそうじゃないのがあると聞いたことがあったので。)

まず、えびせんのカゴ(写真↓フチがピンクのプラ・カゴ)が出るので、つまむ。
そのうちに、机の上にバナナの葉っぱがのせられて、その上に
ライスがどんっと、金盥のような入れ物から取り分けられる。
(ライスはおかわり自由のようで、しょっちゅうお兄さんがまわって来る。)
さらに、ライスの横には野菜の煮たのが2種類、どん。(写真↓ゴハンの横の塊)
フィッシュヘッド・カレーが来た。
お皿というより、浅型の植木鉢のような、でっかい入れもの入り。(写真↓)

フォト<ムトゥスのフィッシュ・ヘッド・カレー1>
フォト<ムトゥスのフィッシュ・ヘッド・カレー>

では、いただきます。
マレー系のと比べると、見た目が随分赤いです。もっとシャバシャバです。
ごはんにかけて、混ぜて、食べます。 味は、酸味がかなり強いです。
魚の頭は、ピープルズ・パークのとは種類が違うらしく、ちょっと身が固く、
パサつきがあります。それから、泥臭いようなクサミが、ちょっとあります。
あれれれれ・・・・。 うまい??

正直な話をすると、私は、ピープルズ・パーク・センターの、
マレー系のやつの方が、好きです。
ムトゥスのは、魚のクサミとソースの酸味が、ちょっと口に合わなかった。
まぁ、期待度が高かったので、実際食べた感想と、落差があったのね。

ムトゥスの野菜の煮たのは、見た目は良くないけど、
ごはんとカレーと混ぜて食べると、案外イケました。





    前のページにもどる    
    次のページにつづく    
    ローカル・フード篇のTOPにもどる    



 
シンガポール・どきどきがいっぱい!!
猫熊堂的 新加坡 興味津々
 
   
猫熊堂的シンガポール体験記  
猫熊堂 nekokumado
   
 
シンガポールでチャレンジする
< ローカル・フード篇>
 

猫熊堂的世界  無断転載はかたくお断りいたします。 リンクの際には事前にご連絡をお願いいたします。
inserted by FC2 system