《サテー・ビーフン》 ピーナッツがベースの甘じょっぱ辛いタレ。　『サテー』に付けるアレ。 あのタレがかかったビーフン。炒めてないの。 イカ（さっとボイルしたもの？けっこう生っぽい）、むき身の貝（同）、 レバー、豚肉、モヤシ、黄ニラなどの野菜、あと何だったかな、 いろんなものが、たっぷり入っている。　よく混ぜて食べるんです。 ・・・ちょっと、イヤかも、って思った？　正直に言って良いよ。　どうです？ ぜんぜん、イヤじゃないの。おーいしいのよ！ 初めて食べたサテー・ビーフンがとても美味しかったので、私は すっかりこの食べ物のファンになり、日本でもたまに“もどき”を作って 食べたりするくらいなんだから。 ◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇ サテー・ビーフンは個性の強い食べ物なので、“出会い”が、とても大切。 私はラッキーな出会い方をしたと思います。 だって、初めて食べたのが、シンガポールで１番というウワサの、 イースト・コースト・ラグーンのホーカーズ・センターのやつだったんだもん。 イースト・コースト・ラグーンのホーカーズ・センターは、 有名なシーフード・センターとは別の場所で、ややチャンギ寄りにあります。 沢山のストールのなかで、一際長い行列ができているお店、 そこが、目指す場所。 セルフ・サービスで、サテー・ビーフン１皿Ｓ＄２。　旨くて、安い！！ だから、皆この店を目当てにやって来るのだと、シンガポーリアンの友人が 言ってました。　わかるかもー。 ここのは、タレの甘みがしつこくないの。だから飽きずに食べられる。 （甘じょっぱ辛い強めな味って割と飽き易いでしょう、ふつう？） サテーのタレに生っぽい魚介ってちょっとイヤかと思ったけど、 全然大丈夫で、これは（表だって辛いとは感じないけど）チリが効いて いるのかな？？　とにかく、タレの、味のバランスが絶妙で、素晴らしい！！ ついでに、野菜もおいしいし。麺もいい。　 しかも、けっこう１皿が大きい。数人でシェアするというのもアリでしょう。 とにかく。よそでもサテービーフン食べたけど、ここのにはかなわないです。 ◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇ 自分家でまねっこする場合、 私は、ゴマ＆ピーナッツをベースにした自家製タレとそうめんです。 タレは、ゴマとピーナッツをすり鉢で良くすって、砂糖、醤油、味噌、酢、 豆板醤などを入れ、チキンスープでのばす。 出来るだけ味を再現したいと思って工夫しているのですが、 やっぱりちょっと日本風というか、冷やし中華のゴマダレ風というか、 あの味にはなりません。 あそこで食べて、良く味を覚えてこないといけませんね。