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03/MAY/2001 UP


   Congee & Porridge お粥は香港   
大椀粥長城餐室 / 瓊南利餐室など 〜




《お粥》

私はお粥が好き。香港でハマリました。
お粥のことは書いてないけど、『マカオ・香港 ごはんがいっぱい』 っていうページもあるから、見てね。
シンガポールでも、何度かお粥を食べる機会がありました。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


『大椀粥』

ボート・キーの『大椀粥』。
香港のお店の支店、のはず。
(私は香港の『大椀粥』には行った事がないの。
だから、メニューや味や内装の感じが同じかどうかはわかりません。)
足マッサージの修行のごく初期に、受付のジョイス嬢に連れて行って
もらいました。

Superbowl
80/81 Boat Quay, Singapore 049868
Tel: (65) 6538 6066 / Fax: (65) 6533 3172

お店の雰囲気は、オシャレというよりは気楽で、入りやすい感じ。
(お客さんは、そのせいか、ローカルの若い子が多かった。)
メニューも、お粥の種類が48もあって、麺も20種類くらいあって、
腸粉も10種類近くあって、おかず料理も20種類くらいあって、
「きゃー、どれにしようかなぁ。わくわく」という気分になる。
(デザートは亀ゼリーだけで、おいおいって感じだけど。)
しかも、私を日本人と見て、すかさず日本語メニュー(写真↓)をくれたぞ。
(タイトルに“おかゆを食べる芸術”とあるんだ、これがまた。)

フォト<大椀粥の日本語メニュー>

お店の名前が大椀粥というくらいで、うつわがかなり大きいらしい。
だから、とりあえずお粥を先に食べてみて、まだ入りそうだったら
他のものも頼んでみようということになった。

私は 「テンダー・ピッグの臓物入りお粥」 をチョイス。
(↑一見「うっ」て感じを受けるかもしれないけど、香港あたりでは
「状元及第粥=このお粥を食べれば科挙に1番で合格できる」などと
ありがたそうな名前がついている、ごく一般的なお粥なのだ。)
臓物は、柔らかく煮えていて、全然クサくない。
お粥自体も、さらっとしていて、するする喉を通る感じがある。
まずまず合格のお粥だろう。
ただ、ダシが若干弱いかなぁ〜という気が、私は、した。

お粥を食べると、案の定それだけで満腹になっちゃって、
他のものは全然食べられなかった。 流石、“大椀”粥。
頼みすぎなくてよかった。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


『長城餐室』

チャイナタウンの『長城餐室』。
広東風のお粥がおいしいと評判で、朝早くから夜遅くまで、
中国系を中心に、老若男女、洋の東西、旅行者在住者を問わず、
いろんな人でキョーレツに混んでます。

オススメは土鍋で煮込んだタイプのようだったのですが、
私は、具の『田鶏(カエル)』の文字におそれをなしてしまい、
結局頼んだのは1番あたりさわりのない、ごくごく普通の『鶏粥』でした。

予想してたのより、かなりもっちりとしてますね。
うーむ。何なんだろうなぁ、スルスル入っていかないのよねぇ。
ダシか? 水か? 米か? やっぱり濃度かなぁ?
私は、ちょっと、ダメだった。

ここのお店にはのーんびりした赤虎毛の猫がいて、かわいかったから、
許す。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


『オアシス・レストラン』(←たぶん)

カランのナショナルスタジアムのそばのゲイラン・リバーの河口に
海に突き出した格好のレストランがある。
その中の1件でも、お粥を食べた。
(というわけで、レストラン名は、ちょっとアヤシイのです。)

連れて行ってくれた友人も 「Porrige」 と言っていたが、
スープで炊いて具が中に入った広東風のお粥(Congee)ではなく、
白粥(またはそれに類する粥)におかずが付く、潮州粥タイプの
食べ方だ。

オーダーは、おかず何品かと、基本のお粥を頼む方式。
本日の基本のお粥は芋粥。 
一見「それってパパイヤ?」みたいに見える黄色の大振りの塊が
白粥の中にごろごろと入っている。
おかずをのせて、食べる。
食べては、とりたててこうというほどの味は無いなぁ。
好きかというと、・・・うーん。  
嫌というほどではないけど、ちょっとお米のニオイが気になる。
あと、私は、芋が入ってないほうが良かったかも。

おかずの中で、鶏のトウガラシ炒めはちょっとウマかったよ。
特大のトウガラシと鶏肉を炒め合わせてあるんだけれど、
このトウガラシ、肉に香りをつけるためのもので、食べない。
鶏肉だけを食べるのだ。 
ホントに良い香り! 辛さは遠くにあって、香りだけが来るの。
皿の大きさと料理の見た目と較べて、実際に食べられる部分が
少ないのが、珠にキズ、かな。

ここんちは、街の中心からもMRTの駅からも離れているので、
タクシーを使って行ったんだけど、行きはよいよい帰りは怖いで、
帰りのタクシーがなかなか捕まらず、難儀いたしました。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


『瓊南利餐室』

『ケンナンリー』。チョンバルの、と言っていいのかな。
潮州スタイルのお粥とおかずのお店。
地元の庶民にはかなり有名なお店、らしい。
「華仔(アンディ・ラウ)も来た。」とかで、スナップ写真も貼ってある。

フォト<ケンナンリーのストア・カード>
Kheng Nam Lee Tew Chew Porridge
717 Havelock Road, Singapore 0105
Tel: (65) 6272 9871
OPEN: 10:00a.m. - 04:00a.m.(midnight)

師匠に連れてってもらったんだけど、ホントに地元の食堂って感じ。
フォト<ケンナンリーの店先>
もちろん、
店の中にも
テーブルは
あるけれども、
メインは
店の前の歩道
に並べられた
テーブルで、
もちろん私達は
歩道に陣取る。
(←写真)
お店では、そっけないカウンターに、いろんなおかずが並んでいる。
自分で選びたかったけど、師匠が「おまえはここに座ってろ」と言うので、
どんなおかずがあるのかは、不明。(師匠横暴!!ゆーるーさーんっ!!)

お粥は、やっぱり“芋粥”であった。でも、芋の切り方が小さいので、
そんなに違和感は無く、サラリとしていて、お粥自体は悪くない感じ。
でも、おかずが、ちょっと私の口には合わなかった。
キャベツ炒めなんかはまだしも、菜っ葉の漬物を刻んで炒めたやつ
みたいのとかは、どこがおいしいのか、わからない感じなのよね。
だから、「口に合う、合わない」とか、「食べ慣れてる、慣れてない」
の世界なんだと思う。
違うおかずだったら、もう少し違った感想になっていたかなぁ?


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


猫熊堂的には、お粥は香港だ。





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