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03/MAY/2001 UP


   結霜橋ラクサ (SUNGEI ROAD LAKSA)   
ディープ・インパクト・トラディショナル・ラクサ 〜




『結霜橋ラクサ』(SUNGEI ROAD LAKSA)。

足マッサージの修行に行ってまもない頃、
「まだ “ラクサ” を食べたことが無い。」と言ったら、
「それなら、シンガポールで一番うまいラクサを食わせてやる。」と、
師匠が連れて行ってくれたお店。 
その後いろいろ食べたけど、1番キョーレツに印象に残ってます。


フォト<結霜橋加沙のストア・カード>
『結霜橋ラクサ』
(SUNGEI ROAD LAKSA)

UPPER BOON KENG HAWKER CENTRE,
Blk.17, Upper boon Keng Road,
#01-1171C SINGAPORE 1438

MRTの最寄り駅は「KALLANG」で、
ナショナル・スタジアムとは反対側、運河のそばの、
日本人なんか絶対来なそうな感じのホーカーズの中にあります。

とにかく、物凄いコクのあるスープに驚きました。
ダシの濃さが半端じゃないです。
スープがどろっとするくらい“パウンデッド・プロウン(干し蝦の粉末)”が
たーっぷり入っていて、それがウマサの素になってるみたい。
もう、私は、このスープにいかれちゃったと言って、過言ではナイ!
ココナッツミルクが強くて「ミルキーで食べやすい」という感じのラクサも
あるけど、ここんちのは「どすこいっ!」と腰がすわった感じなの。
辛さは、辛いことは辛いけど、シャープなヌケがある、さっぱりとした辛さ。
具は、頑固に、むき身の貝ともやしだけ。
エアコンなしの、はっきり言って「くそ暑い」中で、
“むき身(=熱いスープの中で半生状態)”の貝を食べるのは、
そら恐ろしいものがありましたが、
師匠の手前イヤとは言えず、ピーピー覚悟で口に入れました。
でも、食べてみたら、味もお腹も全然大丈夫デシタ。
(生の貝は、変に意識せず、ガブガブ食べちゃうのがコツですね。
でも、苦手だったら止めといたほうがいいと思うな。)

ここんちのラクサは、
3口半くらいで食べられちゃう(誇張アリ)小さいどんぶりです。
もちろん、レンゲだけで食べます。       
凄くコクのあるラクサなので、“どんぶりが小さい”というのもミソかも。
足りなかったら、“わんこラクサ”にすれば良いの。
私、“おかわり”したよ。(笑)
うちの師匠は最高20杯位やったことがあるらしいです。
値段は1杯S$1.2か、そのくらいです。たぶん。
売り切れ仕舞いなので、午後3時くらいで閉まってしまうそうです。


つきものだ、ということで『白花蛇草水』を飲みました。 その様子は、こちら でどうぞ。
はじける泡と炭酸の酸味と塩が、辛さを洗い流して、口の中がサッパリします。
私達以外にも頼んでる人がいたよ。


◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇


『結霜橋ラクサ』(SUNGEI ROAD LAKSA)のラクサは、
ソフィスティケートされてない、力強い、トラディショナル・ラクサです。
場所の雰囲気もあいまって、ディープな感じでした。





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