林志源のバーベキュー・ポーク
甘じょっぱいタレに漬け込んだ豚肉を炭火で炙った、BBQポーク。
かーっ、うまいんだ、これが!
この焦げ目の香ばしさ。あぁ、この肉の濃厚な旨み。うーん、この噛み心地。
はうーん、おいしーいぃ、おいしーよぉ。 いくらでもいけちゃう、肉なのに!
ダイエットなんか、明日からでいいわー。
というわけで、私はBBQポークが大好き。
店頭で肉を炙ってるものだから、近くに行くとたまらなく良い匂い。
鰻の蒲焼き屋さん状態で、匂いに引き寄せられちゃう。
お店では、焼き立てのアツアツを、量り売りしています。
100g / 200g /
300g(半斤) /
500g / 600g(1斤)
/ 1kg
という単位で、ノーマル味は100g=S$3.3(1999年6月)です。
私はいつも、ノーマル味のを500g買いますが、すぐ食べきっちゃう!
いっぺんにいっぱい(たぶん300g以上)買うと、
ちゃんと、紙で包んでから厚手のビニール袋に入れて、密封してくれます。
焼き立てをすぐ食べるのが1番だけど、数日ならば全然オッケーです。
冷めちゃったやつは、そのまま食べても良いけど、
レンジでちょっとチンすると、また焼きたての感じに戻ります。
味は他に、銭型(背油入りで、スライスしたサラミソーセージ状の形態)、
辛いチリ味、また、鶏肉、ラム肉なんかもあって、
味によって値段も少しずつ違います。 (私はノーマル党です。)
ところで、わざわざタイトルに『林志源』と入れたのには、理由があります。
BBQポークは中国正月につきもののおめでたい食べ物で、
中国系の人々にはたいへんポピュラー、お店もいっぱいあるわけです。
で、食べ比べました。
『林志源』と、チャイナタウン・ポイントの近くに支店がある『金福源』と、
街で1番よく見かける『美珍香』。 うまいのは、どこだっ!?
どこのも「甘しょっぱい」という味の方向性は一緒だし、口に入れた時にも、
「林志源よりちょっと甘さが強いかしらー?」というような感じがするくらいで、
そう大差ないような気がするんです。
ところが。
『林志源』のは「やめられない、とまらない」って感じで、
どんどんどんどん、いくらでも食べられてしまうのに対して、
『金福源』、『美珍香』ともに、1枚食べたら「もういいや」となってしまった。
後者は、どちらも、味付けは「やや甘さが強いかな」と思います。
あと、なにかクドさがあるというか、スッと抜けた感じが無くて、もたれます。
肉は『林志源』より気持ち厚めで、ちょっと繊維っぽく、カタイと思いました。
今年の旧正月、『林志源』は買うのに5時間待ちだったと聞きましたが、
むべなるかな、と思いました。
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LIM CHEE GUAN (林志源)
203 New Bridge
Road,
Singapore 059429
Tel: (65) 6227 8302
Fax: (65) 6323 4063
OPEN: 9:00a.m.
- 10:00p.m.
チャイナタウンに行かないと
食べられないけど、
それだけの
価値はあると思う。
(MAP→)
チリ・プロウン・ロールもうまい。 |
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Hock Chee Guan Lim Kee (福志源林記=支店)
1 Park Road
#01-25, Peoples
Park Complex,
Singapore 059108
Tel: (65) 6535 0927 / Fax: (65) 6323 4063
OPEN: 9:00a.m.
- 10:00p.m.
チャイナタウンの、「ピープルズ・パーク・コンプレックス」
の中庭に面した所にあって、いいニオイがしている。 |
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<追記(支店情報!2008年1月現在)> |
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ニューブリッジ・ロードを挟んだ向い側に、支店が出来ているそうです。
本店が激混みの時も支店は比較的空いているとのことですヨ。 |
情報をくださった、かわうそ様、ありがとうございました!! |
BBQポークは、どこの店のも、今のところ日本に持ち込めません。
ヨロシクです。
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